トンガ旅行 その８ 今回の旅で最も強烈な《船の思い出》とヌクアロファ情報

荷物と一緒に雑多に乗り込む現地の人々にあふれ、トイレも紙も無く、水も流れず、手も洗えなかった。

それでも、はじめの一時間は天候もよく、波も穏やかでそれほど揺れず、快適な船のたびを満喫していた。

ゲロゲロゲロゲロゲロ～ゲロゲロ～

ところが一時間を過ぎたあたりから、船が大きく揺れだし、私は、吐き気を催してきたので、甲板で吐こうと思い、またそこにいけば吐き気がおさまるかと思い、船が大きく揺れて足元がぐらつく中、甲板に向かった。

それが間違いだった。やっとの思いで甲板に行くと、吐き気は激しさを増し、元の位置のほうが、吐き気はましだったと思い、２回吐いた後、もう一度元の場所に戻ったが、再び吐き気が襲ってきたので、吐く為に再び甲板へ行かなければならなかった。合計５回位吐いて、何度も甲板を往復し、ふらふらになって顔と髪の毛がうんことげろまみれになったところで、子供を抱きかかえていることができず、トンガ人の男性に子供を抱きかかえてもらってのびているパパに気付いた。

たくましいトンガ人たち。トンガ人の優しさ

わたしも、トンガ人たちに、揺れる船でよろける私を支えてもらい、水とビニールの袋をもらった。それからは袋に吐くことができ、もう我慢ができないほど気持ち悪い状態を我慢し続けて、早くつくことだけを考えて、それから一時間程でついたように思う。

（恐らく私の吐しゃ物は、周りのみんなにひどくかかっていたはずだが、誰も文句一つ言わなかった。皆、それどころではなかったであろうが。）

例えて言うなら、ペットボトルを思いっきり上下に強く振り続けるのと同じことを人体と胃袋でやったような感覚だった。もう吐くものも無いだろうに、降りるまで吐き続けた。

ガイドブックも、色々正確ではなかった：ヌクアロファ情報

日本のように揺れないシステムが整備されていないらしく、地球の歩き方には、注意と軽く書かれていたが、そんな、生半可なものではなかった。

ごく少数の物好きな日本人以外、普通の日本人には無理なレベルだと思った。

私たちにとって、人生最大の最悪の時間の一つだったと思う。子供も、相当大変だったに違いない。旅なれた私でも船は、絶対にもう無理と思い、帰りは絶対飛行機にしようと私たちは誓った。

ガイドブックで他に正確ではなかったものとして、ヌクアロファにある中華料理店のうち、エメラルドホテルはとても親切で美味しかったが、一階がホテルで二階がレストランになっているところは歩き方ではいいと書いてあったので、行って見たが、殺伐としていて、ゴミがあたりに散らばっていて、思わず逃げてしまった。

ヌクアロファでお勧めはやはりフレンズカフェは雰囲気がよいが、毎食食べるには少々高い。たまにならいいと思う。

トンガ旅行 その７ いよいよトンガへ！思ってた雰囲気となんか違～う

ＮＺからトンガは２時間ほどだったと思う。

トンガ行きの飛行機に乗ると、トンガ人が大勢乗ってきた。いよいよトンガに行くのだなと思うと、どきどきしてきた。

ＮＺ航空：謎の激ウマ緑の飴

ＮＺ航空の飛行機の中では日本では見たことの無い緑の飴を食べたが、非常においしかった。ユーカリかなんかの飴だったと思うが、ＮＺ航空で飛行機に乗るチャンスのある人はぜひ食べてみて欲しい。もし、これが何の飴か分かる人はぜひ教えて欲しい。

トンガに降り立つ：手続きはいたって適当だが、長～い時間がかかった

トンガに降り立つと、途上国の雰囲気がした。しかし、最新の注意を払って、途上国の中でも治安が良いと思って選んだのに、騙すような雰囲気もかすかに感じ、急に用心深い気持ちになった。

しかし、列は非常～に長蛇の列だったが、急ぐ様子も無く、延々と待ち時間が続いた。

どんどん暗くなり、不安が募る。

やっと順番が来ると、あっさり入国手続き、荷物も次のコーナーに待っていた。

空港から外に出ると、歌を歌って歓迎してくれる人たちがいて、南国の気分を感じた。

タクシーの運転手がしつこく話しかけてきて、怪しいと思ったが結局他にタクシーが見当たらないので、結局乗ることに。

後で分かったことだが、それほどトンガは騙されないと思った。（盗まれることはあるかも。）

トンガは途上国だが、物価が非常に高かった。ホテルも一泊１１０００円程度だったように思う。

ヌクアロファでのお勧めは、トンガンショーだ。ディナーと、歌、最後には洞窟に移動して伝統舞踊？が楽しめた。迫力満点でホテルに戻ってからも興奮がなかなか冷めなかった。トンガに行くなら一番の思い出になると思う。

ヌクアロファだけでなく、他の島も見たいと思いフェリーに乗ったのだが、これが大きな間違いだった。

トンガ旅行 その６ さわやかなNZ人、日本よりもヘルシーなＮＺの食事

香港に一泊した後、NZ行きの飛行機に乗ると、香港人でいっぱいだった香港行きの飛行機とはうって変わり、NZ人と思われる人たちが多く乗りこんできた。

ＮＺに降り立つ：国全体が田舎でのんびり

空港の中は、日本より機械化されておらず、人は非常にさわやかさが印象的だった。

先進国ではあるが、日本ほど産業的な感じはしなかった。香港はアジアの活気があったが少々忙しく感じられたのが、NZはもっとのんびりとした雰囲気に感じられた。

町並みは、洗練されていて、清潔？で綺麗だった。アメリカでは何でも大振りなのに対し、NZは日本のように、シンプルでこじんまりとしたつくりのデザインに感じた。同じ島国だからだろうか？

また、ＮＺ人には、香港人のようながさつさは感じられなかった。

ＮＺのスーパー：ＮＺの物価は日本より高い？

次の日は早朝の飛行機でトンガへ向かうので、まず、食料を確保せねばと、スーパーに出向いた。

NZは日本より途上国で、物価が日本より安いと思っていたのだが、スーパーへいくと、むしろ日本より高いことに気がついた。

食パンは一袋４ドルくらいだったように思う。（３２０円位か？）

日本より健康的な食生活

惣菜コーナーで夕食と、次の日の朝食を買ったのだが、NZ人はあっさりしたものが好きで、野菜を多く食べるのだと感じた。NZの食事と比べると、最近の日本の食事はこってりしていて野菜も少なく、太りやすい食事が多いと感じた。食事は、NZのほうが健康的だと感じた。

私は、ヨーロッパ圏は、アメリカしか行ったことがなかったので、ヨーロッパ圏の食事は脂っこくて太るものというイメージがあったので、ぜんぜん期待していなかったのだが、今回訪れたトンガ、香港、NZの中で最も健康的な食生活が送れる国だと感じた。

（香港は肉ばかり、トンガの田舎は野菜自体がぜんぜん存在しない。）

安全面も問題なし、快適

ホテルは、そんなに綺麗なホテルではなかったが、ホテルの人たちも親切でさわやかで、空港から予約して７０ドル程度だった。香港のように、ホテルが高すぎる、見つからない、危ない、といった心配はあまり感じる事はなかった。

目的のトンガにつく前に、ほんのすこしであったが滞在した香港とＮＺでこれほど楽しめるとは思わなかった。

トンガ旅行!! その５ 香港を散策。激ウマ！な朝食。

香港での不安な一夜：アジアの活気

香港でストップオーバーしたのだが、予約したホテルが、雰囲気のかなり怪しいエリアにあり、ショック。（帰りには、他にも色々電話したりして雰囲気を探ったりしたが、中級のホテルはやばいかもと感じ、ホテルが見つからないという羽目に。）

一晩だけだと、我慢して、寝るだけで、朝すぐにでることにして、町を散策。

香港の町は、アジアな雰囲気が空港よりあって、日本より活気があるような気がした。

疲れも感じにくく、楽しい気分にいるだけでなる町だった。

晩御飯は夜も遅く、セブンイレブン（だったかな？）で冷たい弁当を買って、無理やりのどに押し込む。

過去にもっとやばい環境でもっとやばいものを平気で食べていた私だったが、久しぶりすぎる海外、日本でしばらく甘やかされ過ぎた生活を送っていたので、店舗と屋台の中間みたいな店で、食べることはできず、何の面白みも無いコンビニ弁当（それでも日本とは違ったが）で夕食を済ませ、寝た。

夕食のコンビニ弁当はなにやらご飯に肉々しいソースがかかったものを食べた。結構ヘビーな印象だったが、意外にやせたし、やせてる人が多いという印象だった。

中華粥がこんなにおいしいなんて!

あとおいしかったものは、中華粥!! ピータン入りのもおいしかった!!

空港の高い中華粥だったが、ホタテしか入ってないのに、激ウマで、おかゆってこんなにもおいしいものだったのか!　という印象に。お米が花を咲いたようになるまで長時間煮込んであるものだった。

もう一度食べたい激ウマ薬草ゼリー？

翌日の朝食はお客さんの沢山入っている中華料理屋さんで食べたが、これが激ウマだった。薬草の入ったようなゼリーがすごくおいしくて、大量に注文した中でも一番おいしかった（又食べたいが名前が分からない）。他には、肉まん、小籠包、焼きそば、タピオカドリンク、ちまき、など等余りにおいしそうで、大量注文してしまった。

お客さんが沢山入っている店というのが、当たりだったようだ。

行きの香港は、予想以上に楽しむことができた。

トンガ旅行!! その４ ここは本当に日本なのか？at 日本の地方の空港 ＆ 香港航空の飛行機

ここは本当に日本なのか？大量の外国人と売店のおばちゃん

まず、日本を出る前に、地方の空港から出発したわけですが、ここは本当に日本なのだろうかと思うほど、外国人（多くが中国系の人たちでした）が多かった。

そこで、海外に行ったことのないパパは驚き、こんなにも外国人の多い日本も見たことの無い私も驚き、それに当たり前のように英語を使い分けて、ぱぱっと慣れたように対応する売店のおばちゃんに、驚いて、いよいよ久しぶりの海外旅行が始まったのだという思いが出てきた。

香港航空の飛行機にのると、早速香港の雰囲気を感じ始め、CAさんが優しく話しかけてきてくれて、香港への期待が膨らむ。

え～なんか、納得できない対応

ただ、香港航空は、離乳食は、ネットで航空券を買うときに別途申し込みをしないと、子供だけ食事があたらないということになり、しかも、私たちは、電話で聞いたら離乳食があるから大丈夫といってくれたと思ったのに、CAさんには『私たちは悪くない。あなたが悪い。』と言われて、なんだよ～という気持ちになった。

足がしびれたが、子供はひたすら服で隠しながら授乳でひざに乗せておとなしくしていた。近くの子連れの家族は、子供をあやすのにかなり苦労していた。

トンが旅行!! その３ 持っていってよかったもの。いらなかったもの。

【海外旅行は、荷物は最小限に限る】

これが、今回学んだことです。

とにかく、細かいシチュエーションを想定して、合羽やら、離乳食やら、帽子やらとにかく沢山たくさ～ん持っていったのですが、いらなかった。

運ぶのが大変になるだけで、荷物が多すぎて、自分たちの身を守りにくい、どこに何があるかも分からない、の一言でした。

離乳食は、子供を病気から守るために必要だったとは思っていますが、

【下着を含めた着替え＋特に必要な品＋十分な現金】

位でよかったと、私は思いました。

その中で持っていって特に良かったものとしては、

どこでもベープ、頑丈な南京錠、多めの現金、ウエットティッシュ

位でしょうか？時間が結構たってしまっているのと、私自身が忘れっぽいのとで、思い出せません。すみません。

どこでもベープは、地域的に危険な病気を媒介する蚊がいるので必需品。

しかし、現地に住む人によると、多少指されてもすぐ病気になるほどではないとのこと。私たちも少し刺されましたが、病気にはなりませんでした。

どこでもベープ 虫よけ器 未来150日セット パールホワイト 不快害虫用 本体+取替

南京錠、チェーンは、治安の心配なエリアにいつ遭遇するか分からないので、そのときに荷物を守るのに必ず着けたほうがいいと思います。

 

アルファ 南京錠 1000シリーズ 30mm 1000-30

スコッティ ウェットティシュー 除菌 ノンアルコールタイプ 本体 100枚

多めの現金は、↓以下のような事態に私たちは遭遇してしまったからです。

①　飛行機に乗り遅れて、航空券現地で買いなおした。

②　後、必ず香港ではホテルは予約することが大切です。でないと、大都会の中、死ぬほど疲れているのに、泊まるところが無いとか、一泊５万円とかのところに泊まらざるを得なくなることになる可能性があります。

ウエットティッシュは 子供が小さいのと、特にトンガで簡単に水の出ない環境だったことから、大量に使いました。

とにかく、私たちは荷物が多すぎて、身の安全を守るのも、移動もただでさえ大変だったのに、輪をかけて大変になってしまったので、私としては、荷物の少ない旅行者がうらやましくて仕方が無かった。

という感想になりました。

後は、子供の予防接種は、うんと早めに済ましておくべし! 

途上国では、先進国ではありえない病気になるし、

ワクチンが無くて、できないということに、私たちはなった。

トンガ旅行!! その２ 旅行代理店で買うより、多分航空会社から直接買うと安い？

まずはじめは、航空券を探すところから始まりました。

以前から南太平洋は行ってみたかったのですが、これが、結構高く、結局合計５０万円以上使ってしまったと思います。（パパごめんなさい。高すぎでした。でも、私が出したような・・・パパの稼いだお金で・・・。）

トンガに行くには、まずニュージーランドかオーストラリア経由（だったかな？）でいくしかなく、その中で、一番安い航空券を探しました。

Yahooトラベルで探すと、聞いたことの無い旅行代理店で中華系航空の航空券がダントツ安かった!

しかし、もっとランクの低い航空会社の飛行機に今まで散々乗ったくせに、

旅行代理店でトラブルとか、

中国系の飛行機は落ちるかもしれないと、

心配し、一番安いかつ、まあまあ安全そうな航空会社を考えて、NZ航空か、そこそこ先進国と思った香港航空の航空券を探すことにしました。

で、パパの休みの取れる時期と、航空券の価格を見て、結局、

〔日本→香港→NZ〕　を香港航空

〔NZ→トンガ〕　　　をNZ航空

で買うことにしました。

旅行代理店でのネット上での掲載価格は非常に安く書かれていたのですが、航空券以外の費用が、色々かかってきて、結局若干ですが割高だということに気付き、知らない旅行代理店でトラブルなども心配だったので、トラブルも回避できると考え、直接航空会社のサイトから購入しました。

旅行から少々時間がたってしまったので、正確には忘れてしまいましたが、

NZまでは、大人一人８.5万円

NZからトンガまでは、大人一人2.5万円

程だったような記憶があります。